ニライ法律事務所 沖縄県那覇市西1-2-18 西レジデンス2-B

生前贈与が多額な場合

生前贈与が多額な場合

生前贈与があまりにも一人の人に沢山あげられており、それが特別受益に当たる場合で、一応の相続分を超える場合に、この超えた部分について、残りの相続人は超過部分を返還してほしいと要求できるのでしょうか。

第1 生前贈与が多額で、一応の相続分を超える場合

例えば、被相続人死亡時の財産が4000万円の土地で、兄弟3人のうちの一人Aが、既に生前被相続人から8000万円の土地を貰っていた場合、どのような主張が許されるのでしょうか。

みなし相続財産は、4000万+800万で1億2000万になり、兄弟の一人の相続分は1/3ですから、各人の一応の相続分は1億2000万÷1/3で4000万円になります。しかし、既にAは8000万の土地を貰っていますから、一応の相続分4000万より超過した分4000万を他の相続人に支払うのが公平なような気がします。

しかし、このような扱いをすると例えば相続が始まる何十年も前に多額の土地などを生前贈与された人などは、相続時の財産の残額によって、全く予測しないような返済義務を負わされることになり大変です。

また、被相続人(大抵は親)としても、一人の子に多額の財産を与えた時に、相続時にこの超過分を清算させてまで、他の相続人との公平を考えている人はいないのが通常です。

そのため、特別受益が非常に多額になって、それが一応の相続分を超過する場合でも、これを返還する義務はないとされています。

第2 遺留分との関係

それでは、生前贈与があまりにも多額で他の相続人の遺留分を侵害する場合はどうでしょうか。

この場合は、他の相続人の遺留分を侵害している部分については、持ち戻し免除をされていたとしても、遺留分減殺請求権の範囲で、減殺請求権者がその権利を行使できると考えられています。

ニライ法律事務所
面談ご予約・お問い合わせ
TEL 098-988-0500 平日 9:00~18:00

  • Facebook
  • Hatena
  • twitter
  • Google+

事例紹介・お客様の声・コラム

沖縄ニライ法律事務所
離婚相談サイト
スマートフォンサイトQRコード

ニライ法律事務所 Info

TEL : 098-988-0500
平日 9:00~18:00
PAGETOP
Copyright © ニライ法律事務所 All Rights Reserved.